まふみっこ日記



2/3 節分・豆まき
02/03
朝、登園すると、かわいい鬼さんが遊びに来ていました。
幼稚園での豆まきを経験している年中さんや年長さんの中には、ちょっぴり怖そうな顔で「今日、鬼、来る?」と心配そうな子や、「ぼくが鬼、やっつけてやる!」と頼もしい子など、表情も様々です。
2番バスが到着すると、バスを移動させて、いつものバス車庫では炭火起こしが始まりました。鬼の嫌いないわしを焼く準備です。
ドンドンドン!太鼓の大きな音とともに、山から鬼がやってきました。
年少さんは自分たちで作ったかわいい鬼のお面をかぶり、新聞豆を持って、「おにはーそと!」と、先生鬼をやっつけます。
年中さんのお部屋には、するどい目つきの鬼たちが金棒をふり上げて入ってきました。豆を握りしめて待ちかまえていた子どもたちは一斉に「おにはーそと!」
逃げ回る子、先生の後ろにかくれる子、勇気を出して鬼に立ち向かう子、クラスのみんなのために頑張ります。
年長さんのお部屋には、あばれんぼうの鬼たちが大きな金棒を振り回してやってきました。さすが年長さん、立ち向かっていく子がたくさんいました。
先生鬼で安心していた年少さんのお部屋にも鬼が顔を出すと、固まりながらも豆を投げるクラスや、「きゃー!」と言って先生にぴったりくっついておだんごになってしまうクラス、年長さんたちのように鬼に立ち向かっていくクラスもありました。
鬼たちはまふみっこの元気パワーに負けて、だんだん元気がなくなってきました。「ぼくたちもやさしくなるから、オニさんもいいオニさんになってね。」「わたしも好き嫌いしないでなんでも食べるよ。」「約束するよ。」と、最後には仲良しになって、鬼たちは山に帰っていきました。
その頃、幼稚園中がいいにおいになっていました。このにおいは鬼の嫌いなにおいです。「ぼくたちにはいいにおいなのにね。」
その後、炭火で焼いたイワシをみんなでいただきました。おいしそうに焼けたイワシですが、頭から食べるのは初めてのお友だちもいたようです。おそるおそる口に運ぶと「あ、おいしい。」
今日は暦の上では立春ですが、明日からまた寒波がやってくるようです。鬼を追い払った元気パワーで、この寒さを乗り切りましょう!
